互いを思う気持ちが丁寧に綴られていて、とても美しいお話でした。今隣にいる人との時間を大切にしようと思える物語です。
見たもの感じたものを言語化する事に至福を感じます。現実に目を向けて詩を書いたり、現実逃避に身を投じたり、忙しない人間です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(112文字)
季節は夏。目に浮かぶような、短い情景描写。凝った設定を分かりやすく鮮明に伝え、淡い恋心を短い筆でじんわり伝えてくれる。心地良い文章だなぁと思っていたら"スッ"と終わってしまう。本当に20…続きを読む
記憶をめぐるSFには名作が多い気がします。本作もその一つ。一夏の記憶をめぐり切ないストーリーが繰り広げられます。ラストの切なさが沁みる、短い中に中身のぎゅっと詰まった短編です。
短い文章の中に様々な物語の要素があります。青春の淡い恋SF悲しい恋切ない恋そして、永遠の愛これだけの要素を詰め込んで、満足感たっぷりの物語を作り込んでいます作者の構成力にアッパレと…続きを読む
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