描写が細かく、紡ぎ出す物語がまぁなんと尊い…これまでBL物を読んだ事がなかったのですが、美しいの一言に尽きます!新たな扉を開かせていただきました。
見たもの感じたものを言語化する事に至福を感じます。現実に目を向けて詩を書いたり、現実逃避に身を投じたり、忙しない人間です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(158文字)
なによりも文章が自然で、とてもスラスラと読めました。ほとんど初めてBLを読んだのですが、遮られる事なく読める事が出来て、本当に綺麗な文章をお書きになるんだなと思いました。
きっと、この小説の一番の特徴は軽い口調であることです。でも、ちょっと重い愛情です。なぜだか愛おしくなる作品です。
失恋にも色々ある。 相手を思って身を引いた「女性」は中々手強い。 それが見知った中なら尚更だ。 ちなみに良いかな? 心が女性ならその人は女性だ(別に深い意味はなくて普通のこと)。
もっと見る