とてもシビアな題材ですが、彼女の思いに真摯に向き合う姿に救いようのある結末でホッとしました。
見たもの感じたものを言語化する事に至福を感じます。現実に目を向けて詩を書いたり、現実逃避に身を投じたり、忙しない人間です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(276文字)
煮詰めればいくらでも重苦しくできるテーマが、主人公の佐名や彼氏である夏生の真摯さ、優しさで、救いのある短編に昇華されています。タイトルの回収の仕方が好きです
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