絶対に、読んでおいて損はない。モノを書く気があるのなら。

ここでは、とりわけネット上の小説執筆にかかる手法について解説されている。私も気づいていなかったこともあったし、また、わざわざ意識していたわけでもないけれども、意外にきちんと文章を書き分けられる力があることも、改めて確認できた次第です。

特に、「漢字使用率チェッカー」というサイトがあることを知れたことは、ありがたかった。コメント欄ではこれとは別に、「文体診断ロゴーン」というサイトもあることをご教示くださっている方もおられたので、早速、そちらも試してみました。

サンプルにしたのが裁判の訴状や準備書面などでして、これは、かなり意識して滅茶苦茶書いているものですが、なるほど、漢字多用の効果は「絶大」でした(苦笑)。
しかしその反面、裁判を受ける権利についての解説や、裁判所法の解説についての文章はというと、漢字の使用はほぼ適正、と出ました。
全般的に、どの文章も「個性的」とされたのは、愛嬌でしょう(自画自賛的で申し訳ない)。

こういう形で、自分の書いているものを客観的に検証できるためのテキストを作ってくださったことに、感謝です。

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