どうして、泣けてしまうのだろうか……。あたたかい余韻が残る話なのに。

作品の舞台はよくある写真館でのひとコマなのに、何故かしら涙がこぼれてしまう。
「ソロウエディング」初めて耳にする言葉です。

年頃の愛娘を大切に思う母親が前面に、あわせて父親の気持ちも後ろで見え隠れしています。ほのぼのとしながら、男としては複雑な境地に陥ってゆく。

でも、ストーリーはここで終わらなかったのですね。結婚式を挙げられなかった母親を思う娘の気持ちに心うたれます。

極めて短い作品ですが、感動しておりました。きっと、お嬢さんは素敵な花嫁になるのでしよう。ありがとうございました。

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