被害者を救うのは、祈禱か、科学か?
- ★★★ Excellent!!!
スマホに死んだ弟からの着信が来る。
そんな恐ろしい悩みを抱えていた女性は、警察にも相手にされず、双子の祈祷所に流れ着いた。スマホは電源を切っていても鳴り響き、捨ててもいつの間にか手元に戻ってくるという。
そして深夜、女性のスマホが鳴り響く。双子は札などで対抗するが、その間に依頼主の女性の悲鳴が聞こえた。玄関に行くと、フード姿の男性が立っていた。フードの男は、双子の祈祷師をナイフで襲う。
双子のピンチに駆けつけたのは、意外な人物だった。その男はAI搭載の義手の左腕を持った、特殊任務を生業にしていた。
そして男から、意外な事件の真相が語られる。
果たして、女性を脅かす弟の声とは?
フード男は誰だったのか?
義手の男性は、同じ作者様の長編の主人公でもあります。
この短編だけでも楽しめますが、長編を拝読してからだと、
さらに楽しさ倍増です。
是非、御一読下さい。