それは神の遣いか、それとも――?

 蜘蛛が好きな主人公は、林の中で木にとまった一匹の白くて大きめの蜘蛛を捕獲する。家に連れ帰って、虫かごに入れようとすると、蜘蛛は主人公の手を噛んだ。チクリと痛むが、蚊が刺した程度だ。この程度の毒ならば、平気だろうと主人公は思った。
 翌日、籠の外にもう一匹の白い蜘蛛がいた。主人公はこの二匹がつがいであると思い、捕まえたことを後悔する。蜘蛛を捕獲した場所に、二匹の蜘蛛を逃がす。
 しかし……。

 蜘蛛が苦手な方は、怖さ倍増です。

 是非、御一読下さい。

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