突然の求婚、イケメン狐に振り回される令嬢の運命は！？

本作は大正時代の帝都を舞台とした怪奇恋愛譚。
大正のノスタルジックな雰囲気が漂う好みな世界観で紡がれる物語。

主人公の千代は度重なる婚約破棄に苦悩する少女、婚約者が立て続けに不幸に合い「呪われた令嬢」と忌むべきあだ名で呼ばれてしまう。
そんな中、とあるカフェで巡り合ったイケメン店主の沖さん、彼は昔に千代が会った事のある青年であり、怪異を祓う専門家でもあった。

「うちにお嫁に来ればいいんだよ」
早すぎる求婚、戸惑う千代、答えを出せないまま彼女はカフェで働き始める――。

次々と舞い来る怪異の依頼に立ち向かう千代と沖さんのバディは素敵な間柄で楽しく応援しました。這い寄る怪異、沖さんからの求婚、オカルトとミステリーと恋愛がうまく融合された世界に惹き込まれること間違いなしです。

麗らかでドキドキな狐の嫁入り、おススメする一作です♪