逝き別れた夫を偲ぶ未亡人のお話しかなあと想像して読んでいましたが、ラストで救いとなりました。
夫を亡くして、一人暮らしをすることになった女性の一人語り。その口調は穏やかで、余計に夫がいないことへの寂しさを増していく。夫が亡くなった日から、主人公の女性は暦に×を付けて日を数えていた。途中で×…続きを読む
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