大どんでん返しの快感!

怒涛のごとき息も継がせぬ筆運びが、歴史好き読者の度肝を圧倒的に抜いた、あの快作『河越夜戦 〜相模の獅子・北条新九郎氏康は、今川・武田連合軍と関東諸侯同盟軍八万に、いかに立ち向かったのか〜』の非凡な才がいっそう冴えわたる傑作短編。

冒頭のゆったりした空気に浸っていると、とつぜん、してやられます。(^_-)-☆
全編に伏線が周到に張り巡らされていますが、副題の「- rising sun -」にもご注目!
「まずエンディングありき」を実感させてくれる作品に、あなたもきっと呻ります。


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