20代無職 初めての異世界義賊生活 　～ケモ耳少女と義賊活動に勤しみます～

普通に勉強して、普通に恋愛して、普通に就職して生きていく。
そういう生活を歩むものだと思っていた『影の薄さ』だけしか持たない青年初瀬影一(はせえいいち)は、20代後半になっても定職に就けず、なにもできずじまいの自分に嫌気がさしていた。

そんな彼は立ち寄ったおでんの屋台で酔いつぶれて眠ってしまう。
そして、次に目が覚めると見たことのない街にいたのだった。

あてもなく歩き、太陽の光も差し込まないスラムのような場所に来たところで、彼は自身を義賊と名乗る少女と出会う。

『影の薄さ』を活かして生きる、非力な男の異世界奮闘物語。
(週一回を目標に更新予定)