好むと好まざると関わらず、少年と魔法の関わりは――そして、少女の好意は

幼き日の魔法との関わりを示唆されていた少年は、ひょんなことから魔法使いになってしまう。
そして――魔法使いとは、魔法使いたちを「見守る」組織を形成していた。

少年――岩濱成行は魔法使いとなったことにより、魔法使いの師匠であるクラスメイトの少女・静所見事(おとなし・みこと)と共に、東日本魔法使い協会からの監視を受けることに。
執行部から派遣される監視役。その監視役が成行を「見た」結果、成行は協会にとって好ましくあるのかどうか――今後の成行の処遇をどうするのか――。
その結末が気になることもさることながら、コミカルな話運び、成行と見事の掛け合いも魅力です。
どうぞ、ご一読を。

ちなみに、前作『ペルソナ・ノン・グラータ 「クラスメイトの静所さん」編』をご覧になると、なお一層、楽しむことができます。

ではではノシ