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概要
拝啓、殺したいほど愛しているお師匠様へ
学院(アカデミア)
それは西域きっての魔術結社にして学び舎。
東西の間に『鉄壁のカーテン』が引かれ、冷戦が激化する世界において、西域の切り札的存在でもあった。
そんな学院には、とある変わり者の師弟がいた。
「……ミーネ、今日の紅茶に入れた毒は、新作かい?」
「はい! 美味しいですか? お師匠様(マイ・ロード)」
「ふむ。興味深いが、やはり私には効かないようだ」
「残念です! 今回こそ殺せると思ったんですが」
「もっと研究に励みなさい」
魔法薬学研究室教授(ロード)ミスリルと助手(レディ)のミーネ。
彼らは義理の親子であり、師弟である。
もっとも、ミーネからミスリルに向けられるのは愛よりも親愛よりも毒であるわけだが。
「いつか貴方を殺せる毒を作り出すのが私の目標なんです!」
それは西域きっての魔術結社にして学び舎。
東西の間に『鉄壁のカーテン』が引かれ、冷戦が激化する世界において、西域の切り札的存在でもあった。
そんな学院には、とある変わり者の師弟がいた。
「……ミーネ、今日の紅茶に入れた毒は、新作かい?」
「はい! 美味しいですか? お師匠様(マイ・ロード)」
「ふむ。興味深いが、やはり私には効かないようだ」
「残念です! 今回こそ殺せると思ったんですが」
「もっと研究に励みなさい」
魔法薬学研究室教授(ロード)ミスリルと助手(レディ)のミーネ。
彼らは義理の親子であり、師弟である。
もっとも、ミーネからミスリルに向けられるのは愛よりも親愛よりも毒であるわけだが。
「いつか貴方を殺せる毒を作り出すのが私の目標なんです!」
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