もしかしたらノン・フィクションかもしれないファンタジー。1話がとても短いので、さくっと読めます(但し、読むのを止められなくなるかもしれません)。
とぼけたキャラクター(猫とカラス)が会話する何気ない風景の中に、社会批判や人間観察、崇高な哲学が漂っている。チャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』(スヌーピーとゆかいな仲間たち)を彷彿とさせる作品である。
順番関係なく、面白そうなタイトルから読んでいっても全部面白い。ミニコントのような二人のやり取りに癒されます。
どのお話も猫君とカラス君のやりとりが軽快で、読んでいてとても楽しい気分になれます。
鴉「猫君、十二支に入っていないね」猫「ああ、鼠に騙されたからな」鴉「だから、追いかけまわしているのか」
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