薄汚れたペーパータウンの山羊たち

•あらすじ
グリーズは自らが「刻者」(マーカー)であるために、5歳の頃に両親を、その3年後に孤児院の仲間を失った。
10年をかけて、自らに降りかかる不幸の原因を探り、政府及び警察が関わっていることを知ったが、加えて自分一人では太刀打ち出来ないことを悟る。
そこで、グリーズは名高いマフィアである「ヴェンデッティ・ファミリー」に入り復讐を画策する。

•「刻者」(マーカー)とは
出生時から身体に刺青ような刻証(マーク)があり、その絵柄に応じた特殊能力を使うことが出来る。特殊能力には2種類あり、それによって刻者も分類されている。また、能力の使い過ぎには代償が伴い、主な症状としては刻証の拡大や刻証自体に自我を侵されるなどがある。