鬱蒼とした森でボクとキミは出会う。


「とある世界の、とある片隅に不思議な森がありました。(本文引用)」と始まる物語。
あっという間に不思議な童話の世界に引き込まれます。

あらすじを書くとネタバレになりますので割愛いたしますが……その森で出会った彼との交流を通して、ボクはさまざまな感情を学び、そして力を得ていきます。
『ボク』の心情が丁寧に綴られ、読んでいる者もすっかり魅力されるような雰囲気に、昔夢中になって読み耽った宮沢賢治の世界を思い出しました。

ぜひ、みなさんもボクの成長を応援してください。