この物語の一行目を読んだ瞬間から、不思議な世界に包まれる。

 異世界への扉は、案外近くにあるものなのかもしれません。そう思わせてくれるのも、古都奈良の醸し出す神秘的な雰囲気があってこそ。
 本作は、奈良は奈良でも『異都奈良』。
 読み進めていくうちに、私達も『異都奈良』を探索している気分になります。
 美味しそうなお料理と共に、不思議な不思議な異都の世界をご堪能ください。

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