ダンジョンのある日常

特別なイベントは、これと云ってなく、淡々と平坦な日常の一部として、ダンジョンを探索する日々を描写する。

これが最初から最後まで続きます。

特筆すべきは、読者を飽きさせない文章力でしょう。

神の試練も目的もない。
人より ちょっとだけ運の良い主人公の、何でもない週末の過ごし方。

それだけ聞くと、すぐに飽きてしまいそうな物語なのに、何故か飽きない。
最後までスルッと読めてしまう。

テンポの取り方が、とにかく秀逸です。

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僕は、ダンジョンに入る

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