アノンはきらきらとしていて。異世界のネコさんです。
- ★★★ Excellent!!!
タイトルは、『わたりネコのアノン』。
わたりネコですか?
そして、その名はアノンですか?
それらが素敵な謎となっております。
わたりネコとしては、異世界を渡り歩くと言うことだと思います。
ネコさんなんですよね。
キュートなネコさん。
そんな所に注目して、ネコとしてのご報告も兼ねてみます。
仕草の研究を作者様はとある動物からなさったそうです。
あれもこれもかわゆいです。
そして、運んでくれるからお疲れもしない程のネコ様です。
シュパルトワが抱っこしたりしてくれるからそのお陰でした。
便利だなと思います。
この骸骨が自由って、アニメの『鋼鉄〇ーグ』を想起させると思っていたら、実のところ、そのような感じもあるそうです。
ネペタラクトールまたはネペタラクトン、本当にやばいヤツでした。
ライレアにあるそうなのですが、いわゆるネコに危険なモノでした。
その他、ネコちゃんの危険な知識が豊富で、感動すら覚えました。
黒猫に対しての神秘性を支える設定もありました。
直ぐには解決しないようですが、空間の歪みができてしまうのです。
クリゾベリルが、アレキサンドライトのゴーレムで、それを使って人間らしき兵が百五十もいるのを防ぐ為に使うのです。
そのお仕事を、アノンに押し付けようとかしたり、他の使命もあるのじゃって感じで、ネコの知らんぷりがとても面白かったです。
ゴーレムって、他の物語で読んだとき、本当に護りとなったのを覚えています。
本作でも盾隊とか、作戦が面白かったです。
胸騒ぎについては、後程分かるようになるのかな。
シャノワ、アノン、クロ、三つの名を持つネコとして、描かれています。
ここに、ぐっときました。
別の作品で拝読したとき、シャノワの名前の由来に感嘆した程でした。
楽しく拝読させていただきました。
作者様がネコさんとお暮しでないと言うのが嘘のように、アノンはきらきらとしています。
是非、ご一読ください。