概要
罪を恐れぬ少年と、咎に怯える青年が出会い、星々の運命が動き出す
はるか太古の時代。
天から流れ星となって墜ちてきた神を、彼を愛してしまった人間の青年。
彼らがひとつの宗教国家を創り上げた。
ソルは、そんな国に生まれた少年。
双子の妹ララと、大好きな両親と、小さな村で平和に暮らしていた。
そんな日々は、ララが巫女に選ばれることで一変してしまう。
全てを失い、絶望のフチに立ったソルに手を差し伸べたのは、人の言葉を喋る大鷲だった。
一方、その少し前、別の街では、エクトという少年が絶望のさなかにいた。
エクトは、敬愛する姉が罪人になり、人々の迫害を受けて、家族を、全てを失った。
失意の彼は、教団から魔女を釣るエサとして生きることを強要されることとなる。
月日が流れ、十年のときがすぎる。
ソルとエクト。
罪人と、罪人の弟。
二人が出会い、星々の運命が動
天から流れ星となって墜ちてきた神を、彼を愛してしまった人間の青年。
彼らがひとつの宗教国家を創り上げた。
ソルは、そんな国に生まれた少年。
双子の妹ララと、大好きな両親と、小さな村で平和に暮らしていた。
そんな日々は、ララが巫女に選ばれることで一変してしまう。
全てを失い、絶望のフチに立ったソルに手を差し伸べたのは、人の言葉を喋る大鷲だった。
一方、その少し前、別の街では、エクトという少年が絶望のさなかにいた。
エクトは、敬愛する姉が罪人になり、人々の迫害を受けて、家族を、全てを失った。
失意の彼は、教団から魔女を釣るエサとして生きることを強要されることとなる。
月日が流れ、十年のときがすぎる。
ソルとエクト。
罪人と、罪人の弟。
二人が出会い、星々の運命が動
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!星々を閉じ込める果てのない闇を払い、光り輝く明日を手に入れろ
巫女として崇められる妹を持つ、活動的な少年・ソル。
魔女として恐れられる姉を持つ、大人しい青年・エクト。
一見、正反対にも思える二人が出会い、それぞれの大切な人を助け出そうとする物語です。
視点とシーンの切り替えが効果的で、ストーリーがテンポ良く展開していくため、読みやすさ抜群!
簡潔かつ易しい言葉での描写ですが、浮かび上がる情景はとても色鮮やかです。
登場人物一人ひとりの抱える想いも、物語を追ううちに自然と沁み入ってきます。
中でも、ソルが魅力的です。
妹を救おうとしたことで追われる身となった彼ですが、常に前向きで躍動的。
何もかもを諦めようとしたエクトにかけた言葉が、とても印象的でし…続きを読む