ラノベ黄金期の雰囲気

奇怪な事件に巻き込まれる少年少女、そしてそれを先導する異能の少女とネコ。
町で暗躍する怪異と、それを解決するために奔走するストーリー。
キャラクターの配置、お話の展開、表現される端々から古き良きラノベの雰囲気が感じ取れて、とても心地よい。
今の十代の読者からすれば逆に目新しいかもしれないが、私にとっては古巣に帰って来たような居心地の良さが感じられた。