落とし物は拾っちゃダメですね
- ★★★ Excellent!!!
私はホラー漫画やホラー映画はダメなんです。姿が見えるから。声や文字だけのホラーならかろうじて大丈夫なんですが、もともとホラーは苦手なので自分からすすんで朗読動画を視聴したり小説を読んだりしません。
私のホラーの基準は「無理(受け入れられない)」、「好き(受け入れた)」、「これってホラーなんだ(発見)」の三種類に分かれるのですが、『落とし物』は「楽しかった」と感じた珍しい作品です。会話形式で状況を理解する形式なので読みやすいのです。会話が進むうちに嫌な予感がつのり、最終的には「友達! (悪気がないとはいえ)なんてことを!」と頭をかかえてしまいます。
ホラー好きのあいつは「この作品を漫画にする(画であらわす)と、どう表現するのだろう」と空想していました。それと「もしかして、幼稚園や小学校で遊んだことのあるゲームから着想を得たのかな? 面白い発想だった」と満足していました。
「YouTubeの朗読動画のほうも観ました。この作品は朗読に適していると思いました」