だって私なぎくんにしか興味無いんだもん
特殊な家系にある俺、こと狭山渚《さやまなぎさ》はある日学校の帰り道で、黒服の男二人に恐喝されていた白海花《しらみはな》と呼ばれている同じ学校のクラスメートの女の子を助けることになる。
助け方に少々問題があって、白海に呆気なく事情を聴取され、俺は軽蔑されるのではないか、と思っていたのだが、白海は俺という存在を肯定してくれ、笑いかけてくれた。
良いやつだな……とそんなことを思っていた俺だが、その白海は学園三大姫と呼ばれる学校内で有名な美少女だった。
もう関わることなんてないだろうな、そう思っていたのに何故か翌日から俺に絡み始めるし、有名なことを知る由もなかった俺はクラスメートたちの嫉妬と殺意溢れる視線に戸惑いながらも過ごしていく。
平和に生きたい、そう願っても俺の立場上そう上手く行かず……。様々なことに巻き込まれていく。
さらには、あることをきっかけに、他の学園三大姫とも仲良くなり……?
え、なんで全員仲悪いの!?
笑いあり、シリアスありの主人公とヒロイン達が織り成すラブコメディ!
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