打ち切りは奇妙だが、終わりしかない話もまた、奇妙である

基本的に物語には構成が存在する。

話の始まりと展開、そして結末。

起承転結、序破急、言い方はなんでも良いけれど。

だというのに、この作品には結末しかない。

何かが掴めそうで、何も掴めない。

全て嘘のようで、全て真のようでもある。

打ち切りというのは実に奇妙なものだが、
終わりしかないのもまた、奇妙なものだ。

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