10代の熱い気持ちと社畜で鍛え抜かれた鋼メンタルの持ち主が主人公

自分が面白地と思ったところをピックアップして紹介しますね。社畜として会社に使いつぶされた主人公が体ボロボロで死ぬ間際高校生の頃好きだった女の子の映った写真みて亡くなった。ら、17歳の身体にタイムリープしたというもの。ただ、初めの頃は陰キャキャラ全開だったが陽キャたちからカツアゲされた時「たった3000円だと。そのたった3000円を稼ぐのにどれだけ苦労が必要か知ってるのか?腕が腱鞘炎になるほどキーボード叩いたり、クレーマーの無理難題にへこへこ頭下げてミスしようもんなら人格否定されるような言葉を浴びせられる。そういうことやって初めて手に入れられるもんなんだよ。」と返り討ちに合わせてしまう。
また、ヒロインが「文化祭楽しみですね」の一言を現実にしようと何をするか決まらない会議を社畜時代のノウハウを持ってクラスに説得力120%のプレゼンテーションやって成功させてしまう。
勉強を教えてもらったことに感激と感謝の気持ちを伝えたいヒロインは主人公を自宅に招いてする。本来は自宅にいるはずのない「娘ラブ」な父親の圧迫面接にも堂々と立ち振る舞い社長にこれだけ正々堂々論破するだけの力持った奴はいないだろうと納得させてしまう。

というような流れで進んでいくのですが(かなり原作と違う表現になってしまってるのはご愛敬ってことで許して)某アニメの比企谷八幡が言ってた台詞「もしもの話である。ゲームのように一度前のセーブデータに戻ることができたとして人生は変わるだろうか。答えは否である」・・・真理ですよね。変わろうとして変われる人っていうのはたとえ60歳になってからでも筋トレ初めてボディビルダーになったりできる1%にも満たない人だと思うんですよ。

現実世界にもやもや抱えてる現代人の好む「異世界チート」などの最初からお膳立てされたチートという現実ではありえない要素が入っていますが、この作品にはない。あるのは好きな女の子に対する若く熱い情熱だけ。読んでみたら絶対に気に入ると自信を持って言えます。何度読んでも面白いと思えます。
あと表紙、挿絵のたん旦先生の絵が可愛い。←意外とこれ重要w

あーそうそう、今(2022年9月現在)2022年好きラノ投票も行われてるのでそちらにも投票いただけると作者も原画家もただの一ファンである私も喜びます。

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