息吹

 非常に壮大な歴史絵巻の一節であり、その機械……と、表現して良いのか不明瞭だが……を彩る愛憎が極彩色を放つ。
 最後の一節は読者の心理に針を刺すがごとき締めくくりであり、まさに作者が本作で一番訴えたいことではないだろうか。

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