希望、それが彼にあるのなら

少し読んですぐに、温かい結末にはならないだろうと思いました。
それは確かに現実となって現れたけれど、思っていたのとは違いました。こんなとき、良い意味で裏切られた、なんて言うのでしょうか。
主人公はどん底と言えるところにいて、儚い希望をもらうんだよ。
だから今よりもっと辛くなって、希望なんてない────そんなバッドエンドを考えていた。
でも、きっと、彼は彼女の生死と関わりなく、本当の意味で希望をもらったんだ。
それが彼女の希望だったからね。

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