伝説の勇者様！？ ……いえ、補助職の僧侶です

キャラクターが良い感じです。

ロールプレイングゲームが好きだったと仰る通りゲームテイストが盛り込まれてますね。

　こんにちのウェブ小説界では多くの異世界ファンタジー作品が乱立している事かと思います。
　今作は往年のRPGゲームを連想させるような、非常に素朴な雰囲気が持ち味となっておりますね。主人公のテルアキ君が好青年なのも非常に良かったです。
　しかしその一方で先の展開に繋がる伏線が張り巡らされていたり、技名や展開を工夫していたりするのでどうなるのかワクワクしながら読み進められます。

　読む人を選ばない万人向けのファンタジーなので、是非とも読んで欲しい一作です。

泣ける作品と言うことで職場では読めないと思いGWに一気読みさせて頂きました。
RPGを思わせるストーリー展開にドキドキし、最後は確かに泣かせる作品でした。ラストはどうなるんだろうとハラハラしながら読み進めましたが私はハッピーエンドであったと感じました。

今ある異世界ファンタジーから少し外れた「補助職」の主人公、テルアキ。
そんな補助のエキスパートがある時に出会う、生命を犠牲に味方を守り敵を砕く極大魔法。その極大魔法が密やかに物語を動かし、結末へと導く。

良い意味で小説っぽくないです！
まるでゲームをプレイしているような、そんなサクサクと進む物語。昔のRPGを彷彿とさせ、年代によっては実に懐かしい気持ちにさせてくれます。

軽快に進むゲームチックな部分と、シリアスに心を打つ場面が絶妙な化学反応を起こしています。
ぜひご一読くださいっ！

今、パソコンの前にいるあなた！
あなたが、今、突然異世界に行ったらどうなりますか？
勇者になって剣を持って戦えますか？
最強スキルが備わっているなんて事ありますか？

そんなわけありませんよね？
たぶん私が今異世界にいったら、主人公の僧侶さんくらいなのかと思います。

そんな中でも、冒険あり、さわやかな恋愛ありです。

携帯でも読みやすいように、短い文章で改行にも気を使って書かれていると思うので、すごく読みやすくてスラスラ読めます。

今の自分の生活が疲れたときに、読みたくなる小説です。

主人公は勇者ではなく、僧侶です。いい題材です。タイトルも内容を表してていいです。

僧侶主人公ならではの展開あります。


１文が短い文字数で改行してあって、読みやすいです。

RPGファンタジー好き必見の展開、ギミック。

たまにはさまれるコメディもいいです。


主人公をとりまく女性たち。

主人公と女性たちの心情の揺れ。

感動回。

熱い戦い。

敵の色んな性能に対して、頭脳で戦ったりします。

協力バトル。

序盤のことが後半いきてくるのいいです。伏線、見事でした。
完結している物語はいいですね。後半の盛り上がりがいいです。


読み終わったときには、こう思うでしょう。僧侶様、伝説…続きを読む

作品内の「前書き」にもある通り、『作者様がご自身で読み直して泣いてしまった！』ってどんな作品なんだ！？…と思い、読ませて頂きましたが、これは泣いてしまう作品です。私は、…最後は涙が止まりませんでした。

この作品は序盤、中盤も面白いのですが、このレビューは終盤に的を絞って書きます。

繰り返しますが、ラストでめっちゃ泣いてしまいました。内容としては…↓

僧侶だけが使える「生命を犠牲にして仲間を守る魔法」が鍵になるのですが、この魔法と主要キャラ4人（テルアキ、ユウト、サキ、ユナ）の関わり方と言うか、設定と立ち位置が本当に絶妙で「このままラスボス戦に立ち向かったらどうなるのっ！？」……というハ…続きを読む

RPGをしているような感覚で読み進められます。まるで一緒に冒険しているようです。

転生して途端にカリスマ的勇者になって敵をバッタバッタ倒して、というお話ではなくて、あくまでも日常の延長としての異世界、というところに好感がもてました。

そして、勇者ではなく補助職(笑)。

主人公の優しい性格と僧侶としての奮闘っぷりがしっかりマッチして、読みながら「頑張れ！」と応援したくなります。

また、ヒロインとの関係も何とも初々しくて、「俺が困るんだよ」の台詞には思わずキュンとしてしまいました。

王道ではない、でもそれが良い！と思える素敵な作品です。

主人公が優しいんですよねぇ。誰よりも他人のことを考えていますし、自分のことも考えています。
また、通常の異世界ものよりも戦闘が少なく、日常を多く書いていることも特徴です。
そもそも、さっきまでその辺の学校に通ってただけの一般人が、急に奇っ怪な生物と戦う事なんて無理ですよね。しかも自分の武器をバーサーカーのように振り回し、トドメまでさせる人間なんてほとんど居ません。
このお話の主人公は、そういった感じではなく、他人のために戦うという要素が強く考えられました。
勿論、修行などで倒すことはあるのですが、自分から危険なところに踏み込んだり、魔王を勝手に倒そうとしたりはしません。
いかにも日本人らしく…続きを読む