ラストでめっちゃ泣きました!

作品内の「前書き」にもある通り、『作者様がご自身で読み直して泣いてしまった!』ってどんな作品なんだ!?…と思い、読ませて頂きましたが、これは泣いてしまう作品です。私は、…最後は涙が止まりませんでした。

この作品は序盤、中盤も面白いのですが、このレビューは終盤に的を絞って書きます。

繰り返しますが、ラストでめっちゃ泣いてしまいました。内容としては…↓

僧侶だけが使える「生命を犠牲にして仲間を守る魔法」が鍵になるのですが、この魔法と主要キャラ4人(テルアキ、ユウト、サキ、ユナ)の関わり方と言うか、設定と立ち位置が本当に絶妙で「このままラスボス戦に立ち向かったらどうなるのっ!?」……というハラハラ&ドキドキのもとにラストを迎えます。
そして、最後は「ああっ!!もうっ!!」(>_<)……といった感動エピソードとなります。

例えば勇者だと分かりやすく「勝利の為に仲間を犠牲になんてさせませんよ!そんなのダメです!」…みたいな感覚なのですが、4人皆、それぞれの立ち位置で感情がぶつかり合って心を打たれます。

私的には「サキ」の立ち位置&感覚が泣きスイッチでした。こんな事されたら…「ああっ…!!」ってなるのです(ネタバレになっちゃうので詳しく書けなくてすみません…)。

全86話ありますが、作者様の確かな筆力で描かれるムダのない文章と、目に優しい書体は読んでて疲れることはありません。

是非、最終話まで読んで欲しい作品です!
あなたもきっと、僧侶テルアキの仲間を想う熱い気持ちと優しさに……感動の涙を流してしまうと思います!!

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