トモモリアンじゃない？ じゃ、これ読んで、トモモリアンになってよ(笑)

冒頭から、ゆっくりゆっくりと、坂道を転げ落ちていく平家一門。
ときに時勢に足を引っぱられ、ときに愚かな身内にしてやられ、ひたすら劣勢の中で戦い続けた平知盛をえがいた物語です。

男とは、こうありたい。こうあるべきだという姿を、くっきりと西の海に浮かび上がらせた佳品。

ってかね。トモモリアンなら、いちどは読まなきゃだめだよ。
え、トモモリアンじゃない？
じゃ、これ読んで、トモモリアンになって。
一生ものの、男の理想が手に入りますよ。
あとは知盛めざして一直線！！