各エピソードに隠された謎を解け!

 作者のEdyさんはレトロゲーム好き,ということ,そして,主人公の名前が「ギル」であるということ,これでもう面白くないはずながない! と確信して読んでやっぱり面白いです.

 と言う資格が私にほんとにあるのか? 

 ええ,確かに読破はしたのですが,謎だらけなんです.そういえば,「赤い本①」にこうありました.

『細部まで徹底的に。わずかにつながった糸を紡ぎなさい。答えはそこにあります。もちろん、おとぎ話として楽しむのもいいでしょう』

 そうです.これを書いている私はとりあえず「おとぎ話として楽し」んだ段階にすぎないのです.いや,楽しいですよ.出て来るキャラクターの名前とか……コーディ,ガイ,ジェシk……じゃなくてジェシー(市長さんがいないよ)とか.あとブラックオニキスとか渋いなー,とか,ぜんぜん本質をついてないところで楽しませていただきました.

 で,この物語の本質は,「わずかにつながった糸を紡」がないとたどり着けないのです.そう,あたかも,各エピソードに隠された「謎」を解き,そこで解いた「謎」が次の「謎」につながり……これらをたどらないとFLOOR23……じゃないや,最終エピソードで詰むのです.「あれ,あれれ? なんか結末にたどり着いた??」って感じで終わります.(たまに辿らなくていい謎もあるのもそれっぽい)

 というわけで,頑張って最初からやり込みしてきます.なにしろ,これは「ギル」の物語なのですから.


【2021/06/29 追記】もう一回やりこみしました.どうやら,読者の解釈によってグッドエンドにもバッドエンドにもなりそうです.グッドエンドにするためのフラグが,最終節と直接繋がっていないエピソードに隠されています.さすが,「ギル」の物語.

その他のおすすめレビュー

@hoge1e3さんの他のおすすめレビュー107