夕暮れの雰囲気と少年少女の出会いがノスタルジックな傑作。

四時四十四分四十四秒。
小学生の時似たような七不思議ありませんでした? 僕はありました。奇しくもこの作品と同じ四時四十四分四十四秒に視聴覚室のテレビをつけると不思議な世界への入り口が開く、みたいなやつ。

本作はその「学校における都市伝説」みたいなものがキーワードのストーリー。
ひょんなことから不思議な存在に出会うボーイミーツガール。

ノスタルジックな雰囲気と、主人公と怪異のちょっと甘酸っぱいストーリーが何だか子供の頃に戻してくれるような、タイムマシン、タイムカプセルのような作品です。

ぜひ、読んでみては?

その他のおすすめレビュー

飯田太朗さんの他のおすすめレビュー441