概要
一つ斬っては推しのため。二つ斬っては推しのため。
『私が主人公だというならば、その運命を叩き斬る!』
ここではないどこかの記憶に戸惑いながらも、どうにか折り合いをつけ、日々を過ごしていたキャスリーン・エッジワース。
そんな彼女の平穏な日々は、美しき悪役令嬢――“推し”と出会ったことで終わりを告げる。
彼女に待ち受けるのが悲劇であるならば、屍山血河を踏み越えてでも、その運命を変えてみせる。
汝、勇敢なる者! 闘え、キャスリーン・エッジワース!!
ここではないどこかの記憶に戸惑いながらも、どうにか折り合いをつけ、日々を過ごしていたキャスリーン・エッジワース。
そんな彼女の平穏な日々は、美しき悪役令嬢――“推し”と出会ったことで終わりを告げる。
彼女に待ち受けるのが悲劇であるならば、屍山血河を踏み越えてでも、その運命を変えてみせる。
汝、勇敢なる者! 闘え、キャスリーン・エッジワース!!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!感情移入?違うな、引き摺り込まれるんだ。
悪役令嬢モノといえば、自分自身か身近な人の破滅フラグをいかにして回避していくかの物語。
今回の破滅フラグは主人公の推しだった。
この場合、読者は主人公の推しに寄せる熱意とフラグ回避のために努力する姿に感情移入し、胸を打たれたり、時に笑ったりするわけだけど、このキャスリーンも数多の令嬢と同じく胸を打…つなんて余裕は与えてくれない。
1話ラストから始まる怒涛の展開の破壊力は凄まじく、面白いという感情に気付くこともできず読み進めてたどり着いた先で自分が今何を読んでいるか分からなくなる。
ヒロインもその推しも、読者が心を寄せるに足る丁寧な描写がなされていて当然共感出来るんだけど、なんでこうなった?…続きを読む