それぞれの青春を乗せたバス、恋と後悔と緊張が絡み合う!

拓海と芽衣は幼馴染。
通学のバスの中、密かに恋心を抱く拓海の前で、芽衣は他の男子に告白しようとしていて……。

幼馴染という距離感だからこそ、なかなか告白に踏み切れないそんな青春男児の心境を、もうこれ以上ないというほどのことわざと語彙で表現されていて、とても高尚な作品だと感じました。

個人的にバスの中で障害物となるS女子高生たちの動きが、物語にかなりのスパイスを与えていて、拓海の気持ちが空周りする感じが良く出ていたと思います。

最終的に芽衣がどんな返事をするのか……気になりつつ、いろいろ想像したりで、読了後も勝手に楽しんでおります。

とても面白かったです。
ありがとうございました!^-^

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