雪は不意に、治りかけた傷に触れてきた

雪とともに現れた彼は雪とともに消え、恋しさだけが残った。

雪に降られて立ち往生する主人公を助ける彼。だが彼は、雪解けとともに主人公の前から姿を消してしまう――

主人公が、忘れよう忘れようとしているのに、そこかしこに彼との思い出のかけらを見つけてしまい、雪が降ったのに現れてくれない彼を待つ姿が切なく、ほろ苦さを思い起こされました。