金星と信じる
- ★★★ Excellent!!!
読後、「ん?」となったのは、取り組みの描写に理解が持っていかれていたからだった。
納得して、がいにされた今、こんぱちされた気分である。
むこう給金代わりにレビューをするかおをじゃないかもしれないが、ごっつぁんの意を込め、しきろうと思う。
脳内における本人を模した天使と悪魔が、判断のつけがたい状況に対し Yes or No を繰り広げる。
葛藤表現のベターなところだ。
どっこい、ここは土俵である。
勿論、天使と悪魔は相撲をとらない。
西の横綱——セイラと、東の横綱——星羅。
バチバチの大一番。
想いの強さは、無差別。
恋にも愛にも、美醜は関係ない。
まして、趣味、嗜好、取り組み相手の何する者ぞ。
我々読者は、予想することしか出来ない。
その軍配はどちらに?
しかし、敢えて結ぼう。
金星————ピンクの座布団が舞う。