自分を兄と慕う隣家の女の子。だがしかし…

隣家に越してきたばかりの少女が、自分を「兄のように」慕って声をかけてくれるようになったとしたら…それは舞い上がってしまいますよね。
しかしそれは、もしかすると歩み寄る悲劇の幕開けなのかもしれません。

クルクルと価値観がひっくり返り、それでいて一切展開に疑問を抱くこともない。説明が巧みで、すっきりとまとまった読み易い「どんでん返し」でした。ついでにラストも「ザマァ!」ですっきりですし。

日常に潜む闇と恐怖を味わいたい貴方へ、おススメです!