最初から最後までお連れします、どうぞ。夢か現か、あれ、あれ?と、主人公の逡巡がいつの間にか伝染する。さくっと読めるのに、さくっと読了させてもらえない。あっ、と気付いた時には奥歯で噛まれます、にこり。にかい。一本道の夢現、あるいは回廊じみた薄ら寒さ。タイトル、こわいです。すき。
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