引越しの挨拶で貰ったのは、毒リンゴ!?

登場人物全員がおかしな物語。
それが本作の狂気であり、魅力でもあります。

普通の大学生活のはずなのに、底知れぬ不気味さで溢れていて、恐ろしいのに気になって読み進めてしまいます。

いきなり毒リンゴを渡す隣人に、人の部屋の前で倒れている男に、引きこもりの少年。
そして何かを隠している大家と、色々と個性的過ぎるオトギリ荘の住人達。

話が進むにつれ、点と点は繋がり、そして真の恐怖へといざなわれます。

日常を侵食していくサイコパス達と彼女らに関わる主人公に、主人公にも妙な変化が起こり始めて……。
この奇妙な物語は、どこへ進んで行くのだろうか。

完結済みですので、気になった方は是非。

HJ小説大賞2020後期の二次選考まで、ホラージャンルの中で唯一通過した作品でもあります。
応援の意味も込めてレビューさせて頂きます。応援しております。

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