概要
強くなくても、持っていなくても、ただこの一つがあれば
20xx年、突如現れた『終末企画』を名乗る組織は改造人間を用い、各国への攻撃を開始した。
しかし世界は壊滅しなかった。
組織の戦闘員の一部が正義の心に目ざめ、その特異な力を人類のために使うと立ち上がったのだ。
かくして、『終末企画』とそれに対抗する『同盟』という二つの組織の戦いが始まったのである―――
しかし世界は壊滅しなかった。
組織の戦闘員の一部が正義の心に目ざめ、その特異な力を人類のために使うと立ち上がったのだ。
かくして、『終末企画』とそれに対抗する『同盟』という二つの組織の戦いが始まったのである―――
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!戦う者とその理由、そしてヒーローというもの
自らを『終末企画』と名乗る悪の組織が暗躍する世界、それに対抗するための集団たる『同盟』がひとり、ヒューマンマンの戦いの物語。
めちゃめちゃ熱いヒーローもの小説です。いやどうでしょう、単純に「ヒーローもの」と言い切ってしまうのはちょっと語弊があるかも。確かにヒーローの活躍するお話ではありますし、またとても胸を熱くしてくれる物語でもあるのですが、厳密に「ヒーローもの」として括られるべきかどうかは難しいところで、むしろもっと普遍的な人間のドラマを描いているような部分があります。というか、そう感じます。好き。
ヒーローものというか日曜朝の戦隊ものというか、その雛形をそのまま生かしたような設定で…続きを読む