唯一の王の資質は、溢れる優しさ、仲間との絆


いわゆる追放系、ザマァなのですが、
ココに優しさが溢れている。

精霊王というスキル。
それは、伝説の生物をや衣装としたスキルで。
S級パーティーは主人公フライに支えられていたことも分からず彼を追放。そして……。

というストーリーなのですが、注目すべきは主人公フライの優しさでしょうか。
ザマァ系というのは、見返した爽快感を求める面があるように思います。

ただネチッコイ執念とは、無縁で。
何故なら、フライは彼を慕う目の前の人を守るために、最善を尽くそうと努力を止めないから。

王やリーダーという役割は、力で屈服させて、強引に引き連れる存在ではないはず。それを物語で体現した作品のような気がします。

フライ自身、支えるだけの役割に悩みます。
でも、人にはそれぞれの役割があり。その役割を信頼して背中を預ける。

運命と言っても良い精霊たちとの出会い、そして信頼と絆が
フライ達を強くしていく。

さぁ、唯一王即位の瞬間を
一緒に見届けようじゃありませんか。

ちょっとこの王様、恋の鈍感スキルがカンストしてるけどね。

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