作品のタイトルである「灰」という言葉の冒頭の扱いに、思わず「えっ?」と言ってしまいました。その遙か後、のどかな「灰」がある景色に和みました。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
かつて、紅蓮の魔女と呼ばれた一人の少女の手によって、世界は炎に包まれ灰と化した。恐ろしい世界から長い時を経て、人々が緑を取り戻す。この物語は、そんな時代から描かれる。孤児院で暮らす少女、アーシ…続きを読む
『灰髪のアーシャ』は、スケールの大きな世界観をもつ物語です。物語のはじまりは、「紅蓮の魔女」と呼ばれる伝説の少女。彼女が発動させた強大な炎は、世界を焼き尽くしてしまう。世にいう「炎の百日」、…続きを読む
"紅蓮の魔女"が、世界を燃やしてから1000年後。灰に覆われた荒野が、活気を取り戻してきたころ。――この物語の舞台は、そんな世界にあります。炎に焼かれ、灰になってしまった世の中なので、「…続きを読む
主人公が子供の頃からの導入部から始まる物語ですが、情景描写・心情描写ともに本当に上手でスっと入ってきます。子供~成人するまで、主人公や主キャラの苦悩、優しさ、愛情、決意…どれも共感できる設定であり…続きを読む
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