進め

死別した大事な相手から届く1通の手紙
共通のプロットで書く企画の参加作です。

こちらの作品は主人公たちが老境に入った二人ということ。
長ければいいってものじゃないですけど、それだけ積み重ねてきた時間が喪失感を大きくすることは容易に想像できます。

作者様の経験をもとに書かれているせいか、描写がぴたっとはまっています。

友人の死を乗り越えようとする主人公が自分にかける「進め」
2文字のみの心象描写。しびれます。

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