ありきたりな物語かと思いきや鳥肌が立ちました。掌編における起承転結の極致をみる思いです。
何年も前にコンビニで立ち読みした読み切り漫画が忘れられないんですよ。作者の名前もタイトルも、もう覚えていません。けれど、その漫画の内容だけがなぜか忘れられない…
始まりは可愛らしく、膝小僧を想像すると本当に仲良しなんだなと微笑ましかったのですが、ちょっとした違和感から衝撃の事実があらわになる展開に背筋が凍る思いでした。表面上はキラキラしているのに、薄皮一枚…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(122文字)
走るバス。すぐ隣にいる彼女が、大いなる謎に思える。夕日に照らされた逆光の中。すぐ隣にいる彼女が、まったく知らない他人のように思える。そして、世界のすべてのように思える。人の心はまさに宇宙…続きを読む
友達の失恋話をバスの中で聞く私。あなたはいつもきらきらしている。眩しくて、きれいで、あなたを取り囲む全てが羨ましく、滅茶苦茶にしたいくらい、大っ嫌い……。あなたの一番でありたい……あなたの隣に…続きを読む
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