一人称が私の男性、一人称が僕の女性。あるいは一人称通りの性別のカップルなのかもしれない。受け取り方に応じて形の変わる特殊な話。 死ネタが最初から提示されているが、短い文章の中でどちらが死んでしまうのかを勘繰らせる工夫が感じられ、その点でも面白いと感じた。 小説の作法の点での難があるが、文章力と発想がそれをカバーしており、間違いなく磨けば光る。 執筆お疲れ様でした。
もっと見る