心配性過ぎる俺が世界を救う勇者になった(過去形)

@Nyagaaa

第1話 心配性過ぎて夜にトイレ行けません!

(ん...?なんなんだここは...?)


俺は周りを見渡した。


周りには真っ白い壁があるだけだった。


(んんんん?なんかすげぇ嫌な予感するんだけど)


俺は焦っていた。←当たり前


(もしかしてモニ〇リングとかのドッキリ企画か!?)


「おーーーーい!誰かー!いませんかー!」


誰も返事はしない。


(ヤバヤバヤバヤバイどうしよどうしよこれ絶対やばいやつだって、もしかして監禁!?監禁しかないでしょ!ドッキリにしてはなにかおかしいもんって)


(いや、まずここは落ち着いてここに来る前なにをしてたか思い出そう...)


(って落ち着けるわけないだろおおおおおおおおおおおおお!もうやだよぉおたすげでーーーはいあjshぢdjqjs)


カシャ


(なんか今写真撮られなかったか?気のせいか?)


すると目の前からモニターが浮かび上がってきた。


「ウワウワウワウワ、なん、なん、だこれって!!!」


モニターから女性が出てきた。


「あのこれってドッキリですよね?ね?モニ〇リングですよね????」


女性「...」


(返事しないってことはモニ〇リングではないのか??だとしたらあの番組しかない!!)


「すみません他社の番組出してしまって...

あの番組ですよね!芸能人が本気で考えt...」


女性「あなたはこの世界の勇者に選ばれました。」


(は?いまなんつったあいつ?)←真面目に聞き取れなかった奴


思い返して見よう...


女性「あ な た は こ ー ん す ー ぷ に 選 ば れ ま し た。」


(コーンスープにえ...えら..えらばれた!?!?!?!?!?!?)


(もしかして調理されるってことか!?!?調理されるならコーンスープじゃなくて担々麺が良かったな...)


「調理するなら俺の心臓から食べて下さい...ゆっくり傷んで死にたくないです...」


女性「君はなにを言っているのか?」

女性「私が言っているのは」


女性「あなたはこの世界の勇者に選ばれました。」


~心配性勇者の始まり~


「え?じゃ、じゃあ家族とか友達ってみんな俺の事忘れてしまったとかじゃないですよね...?」


女性「大丈夫だ、その心配は無い。

家族や友達などには、シンガポールで南北に縦断させる地下鉄を作ってくるらしいと言っておいたからな」


(それあの同窓会に行けませんのCMやんっっ)


「普通、バレるでしょ!なんでバレてないんだよ!」


女性「...」



女性は少し悲しそうな目をした



女性「それでは早速、冒険に出るぞ」

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ここから楽しい冒険が始まろうとして...


いなかった。


「え?嫌です。なんで俺が選ばれんすか?理由とか無いですか?殺されたらどうなるんですか?家族は元気ですか?妹は虫歯治ってますか?飼っているグッピーはご飯食べてますか?」


女性「...(最後らへん知るわけねぇだろブチブチにすんぞ。)」


女性は怖い顔で睨みつけた。


(なんか殺意感じたような...ってあの人の顔怖すぎえ?あれ悪魔じゃね?え?え?)


女性はもっと怖い顔で睨んだ


(やば怖すぎ、夜1人でトイレ行けなくなるってちびるってやばいってっっ!)


「わかりました行きますごめんなさいなのでその顔はやめtwじゅsじゃいっs」


女性「よし、じゃあこのゲートの中に入れ」


「危険性無いですか?am〇zonのレビューとか無いですか?」


女性は睨みつける


「ごめんなさい許して下さい何でもしますか(以下省略」


-----------------------

そしてやっと

心配性勇者の冒険が

始まったのである

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