概要
追放された先は異世界、SFチックな設定と異世界ものの融合
殺人罪で死刑が確定した柊茜(ひいらぎあかね)は、22世紀初頭ごろから行われていた流刑罪に処されることになった。本人の同意により決行されるこの刑は、死刑を免れる唯一の、そして最も人道に配慮した法として脚光を浴びた。犯罪者の死に加担しなければならない執行官の負担を減らし、人類の役に立つ法律。
世界各地に突如として現れたワームホール、その先にある異世界へと犯罪者を送り込み、異世界の資源を集めさせ、自国へと送る。罪人はその貢献度が一定に達すると送還が叶うというものだ。
しかし異世界への流刑は人々が考えているほど生易しいものではない。生還率はたったの0.001パーセント。ほとんどの罪人が生きては帰れない極刑とほぼ変わらない罰だ。生きて帰れた者でも異世界での異常な経験によりPTSDを患うなど日
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