しっかりと怖いホラーでした。恐ろしいのは、押さえつけた自分の心、コントロールできない感情なんでしょうか。
ファンタジーと歴史が好きです。福井県在住。主にTwitterにいます。 〇応募歴…『王は国の冠』2022年度集英社ノベル大賞一次選考通過 〇紙の本…『月の導…
この作品からは、都市伝説を思わせる不気味な匂いが伝わってきます。匣の正体とはいったい、何なのか?読者に考察を促すストーリーだけあって、開けた後の爽快感は半端ではないです。文体も美しく、作者様の…続きを読む
貴方は匣を持っていますか?持っていると自覚出来ているなら、悩みなさい。その匣を町外れの森に住む不思議な青年に開けて貰うかを。え、無い?それでも行ってみなさい。もしかしたら、自覚出来ていないだけか…続きを読む
巴編までの感想ですが…個人的にはじんわりとくる怖さがなんとも。でも面白いですね、これは
匣を持った者にしか辿り着けない小屋、そこでは「どんな匣でも開けてもらえる」という奇妙な噂。”匣”というものを中心に展開される怪しくも魅了的なお話でした。始めの章である「巴」では少女たちの人間関係が…続きを読む
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