人がしっかり描いています。更には情報の後出しなどの読ませるレトリックを用いられ、巧みであると感じられました。ワクワクしながら読める作品です。オススメします。
特に言うことはありません。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(200文字)
貴方は匣を持っていますか?持っていると自覚出来ているなら、悩みなさい。その匣を町外れの森に住む不思議な青年に開けて貰うかを。え、無い?それでも行ってみなさい。もしかしたら、自覚出来ていないだけか…続きを読む
かなり奥深い作品に感服致しました。一言に込める言葉の重みを実感致します。
匣を持った者にしか辿り着けない小屋、そこでは「どんな匣でも開けてもらえる」という奇妙な噂。”匣”というものを中心に展開される怪しくも魅了的なお話でした。始めの章である「巴」では少女たちの人間関係が…続きを読む
もっと見る