第一幕:【森谷 留×葵 理華】

監督:ではでは。次は教授と葵ちゃんのペアだ。


StellarKnights :銀の砂時の窓シチュエーション表(12[1,2]) → 叫ぶ。叫ぶ。ただ、叫ぶ。迸る声で喉を裂き、溢れた血で溺れる様に。流れる車窓に揺れるのは、炎の様な憤怒の記憶。


森谷 留:・・・・およそダンディとは似つかわしくないシチュエーションに走り始めてるな・・・

監督:振り直しは一回までだよ

森谷 留:葵さんOK?


 当然のことではあるが。シチュエーション表はあくまでもロールプレイの為のフックなのであって、その幅を狭めたり、妨げるものではない。振り直しは当然OKである。とは言え時間も限られている為、振り直しの回数は予め決めておくのが良いだろう。

 尚、監督は一回と言っているが、駄目そうなら2回3回と振り直させる派である。


葵 理華:振り直しします……?

森谷 留:いや、いこう。それはそれで面白い。

葵 理華:了解です! まかせた森谷教授っ!

ガブリエル・ブルゥ:ダンディ☆激怒

ガブリエル・ブルゥ:一体どうなるんだ…!

ニコ:振り直さない突進力に応援のブーケそぉい!!


 エンジンがかかり始めたのか、騒ぎだす外野。そのブーケの投げ方はどうなんだろうか。


森谷 留:「まったく・・・まったく・・・まったくまったくまったくまったく!これだから、教授会というものは好かんのだ・・・」

森谷 留:ぶつくさいいながら、ポケットからシガーケースと取り出し、シガレットココアをもてあそび始める。

葵 理華:「な、なんか今日は珍しく荒れてますね教授……」 どうどう、と反対側の席から

森谷 留:「ん?葵君かネ。」

森谷 留:「まぁ、いつものことだ。教授会などという、くだらない学級委員会が、老人どもはお好きらしい。」

森谷 留:「まったく・・・科学部の教授室をテルミット反応で燃やしたのは誰だなどと・・・」

葵 理華:「ま、まぁお偉い人たちもそれ相応に結果を示さなきゃいけないでしょうし……」 

葵 理華:「ってぇ!? それどういう事っすか!!」 ガビーン、とばかりに

森谷 留:「ん?あぁ、先日、科学部の教授棟で火災があってネ・・・それの原因がテルミット反応によるものだったらしい」

葵 理華:「そもそも、そのテルミ……なんとか反応で燃えた教室は教授と関係あるんスか?」


ガブリエル・ブルゥ:テルミット反応www

ニコ:ダンディとは(

GM:教授がやったって決まった訳ではないから……(


森谷 留:「どうも、段ボール箱が届いたので開けたら、問題があって、失敗しても得たらしい。」

森谷 留:「まぁ、仕掛けたの私なんだけどネ!」

葵 理華:「…………おいいいぃぃいぃぃいい!!??」「教授っ、ソレダメっすよ!!始末書も真っ当な案件っすよ!!」 ビシッとツッコミ


監督:草

見学者A:教授ェ…

見学者B:草、ダンディとは一体...


 あまりの暴虐っぷりに即落ち2コマをキメる監督。生い茂る草。あまりのエキセントリックさにダンディズムが草葉の陰で泣いていると言うものだ。

 と言うか普通に犯罪なので良い子は真似しないようにネ!


森谷 留:「後、生物科学部の研究室にあった無菌室に大量のゴキブリが放たれたとか・・・」

森谷 留:「まったく・・・これだからユーモア欠乏症の老人どもは遺憾と言っとるのだよ。」

葵 理華:「……教授。それ暗にどころかどストレートに【私が犯人です】って言ってるようなものっスよ……」

森谷 留:「そもそも、私は難解であっても、解けない問題は用意していないし。科学部の教授であれば当然解けて当たり前の問題を用意していたのに、間違えるなど・・・」

森谷 留:「ほら、学部長の腰巾着が虎の威を借る狐をして、煩わしいことがあるだろう?それで、ちょっと、ネ?」

森谷 留:「アッハッハッハッハだから、黙っていたのだよ。」

葵 理華:「……さすが教授っス」 勢いにめそらし

森谷 留:「そうしたら、下らん対策会議を始めてしまってネ。警備が厳重になってしまったヨ。」

葵 理華:「下らなくないっす!!無菌室にGが湧いたら人為を総力で疑うか建物の欠陥を全力で探すレベルっすよぉ!?」

森谷 留:「全てを知るとは、そういうことだよ。葵君。ファウストがすべての苦楽を求めたように。すべてを知ることを望むのなら、やらないことはないだろう?」

森谷 留:「Gは、私が手塩にかけて下水道で栽培したものだヨ」

葵 理華:「私はそんなに知らなくても良い真実はお耳塞ぐんすよ」 Gの繁殖先は聞かなかったふりー

葵 理華:あーあーきこえなーい! と言わんばかりの風に


見学A:こ れ は ひ ど い

ガブリエル・ブルゥ:ぜんぜんダンディじゃない!!!!!!

見学B:ろくでなし過ぎるw

監督:ダンディ とは

ガブリエル・ブルゥ:ダンディとは言葉遣いだけの事だった・・・?

監督:どういうタイミングでブーケを投げれば良いのだ(

ニコ:1笑い1ブーケで投げればいい(


葵 理華:「……そういえばっすけど」 と話をちょっと変えて教授に切り出し

森谷 留:「なんだネ?」シガレットココアを口にくわえて

葵 理華:「この列車、乗ってからずいぶん経ちますけどどこ行きなんです?」

森谷 留:「ふむ、では、仮説を立ててみよう。」

葵 理華:「切符買う時も教授がぱぱーっと買っちゃいましたし」 目ぱちくりしながら質問

葵 理華:「ふむふむ……」  仮説、とあらばメモの構え

森谷 留:「この列車は、駆動音からして、機関車であるとされているものに類似してる。」

葵 理華:「確かに……」 時々聞こえる音とか車輪の音が機関車の類であることを思わせる

森谷 留:「すると、時速は100キロ程度だろう。」

森谷 留:「おそらく、それ以下だろうがね。」

葵 理華:「ふむふむ、そうなんスか」 機関車なんて乗った事がないので頷くばかり

森谷 留:「すると、乗っている時間に比例して直進した場合、どこかで壁にぶつかるので、環状線であると類推されるが、我々に外側へと引っ張られる力はかかっていない。」

森谷 留:「つまり・・・」

葵 理華:「つまり……?」 

森谷 留:「まったくもって、わからんということがわかる。少なくとも、こんなトンネルが延々と続く場所を私は知らないが、君は知っているかネ?」

葵 理華:「ええええええ!!??」 ズザーっと前のめりにギャグの如くすべる

葵 理華:「教授も分からないんすか!?」「いや……私も特に覚えはないっすけど」

森谷 留:「3点」

葵 理華:「さ、3点……?」

森谷 留:「100点満点中だヨ。」

森谷 留:「私は、未だ全知へは至っていない。人の人生には限りがある。過去を、女神以前も含めて全て知るには、人の生は実に短すぎるとは思わんかネ?」

葵 理華:「いや、それはだいたい察しがつくんですけど」 >100点満点中  「そりゃあ、女神様の一生に比べれば私達なんて塵芥みたいなものでしょうし」

葵 理華:「でも、それがどうこのトンネルと結びつくんスか?」

森谷 留:「実に、口惜しいとは思わんかね。我々は刹那でなど、けっして生きてはいない。だが、尺度を変えて測られる。道化にもほどがある。」

葵 理華:「……教授の話はいつも難しいっすけど」

葵 理華:「でもでも、その尺度って結局は神様目線の考えで、わたし達からしたらどうでも良くないっすか?」

森谷 留:「トンネルが、比喩だとするならば、女神からの皮肉屋も知れないネ。人の生など。入口と出口の決まった暗がりに過ぎないと。どれほど、迷い悩もうと、結論は同じと。」

葵 理華:「そんな事はないっすよ!」 いつもより強めの口調で&バンッ、と立ち上がり

森谷 留:「ほう、珍しく食いついたネ。」

葵 理華:「未来はきっと変えられるっス」

葵 理華:「いや……変えようと思えば、変わるんです!」 いつもの口調が崩れる程熱意を込めて

森谷 留:「君はいつも、知りたがりの様で、前進する前しか見ていない様で、どこか一歩引いている。その信条は、どこに依り代を持っているのだるネ?」

森谷 留:(熱弁する、葵をニコニコしながら。それでいて、目の奥をギラギラと輝かせて、見つめて異様。)

葵 理華:「えっ……それは……」「ひっ、秘密っす!!」 わざとらしく口調を戻してめそらし&傍の本で顔を隠す

葵 理華:なお、持っている本は上下逆な模様()

森谷 留:「まぁ、時間はまだあるようだ。逆さまの本を読み終える程度にどにはね。まぁ、お茶でも入れてあげよう。」

葵 理華:。。(教授のばーかばーか!急にそんな事聞くなんて反則っすよ!!)どことなく漏れ出す心の声

森谷 留:そういって、お茶を入れて、コップを差し出そう。

葵 理華:「ふえっ!?」「そっ、そそそそうっすね! 新手の勉強法っっすすうよ!!」 虚勢はりながらお茶を受け取ろう

森谷 留:(私からは以上です。葵さんあれば、どぞ)

葵 理華:。。(駄目っス……教授のペースに乗せられては駄目だ……!)(お茶すすりながら内心戒め)

葵 理華:以上です!


ガブリエル・ブルゥ:葵くん可愛いぞぉ

森谷 留:次では、葵君にメインでやってもらおうかネ

葵 理華:ダンディな教授が来るかと思ったらもっとお茶目な教授だった。な、何を言ってるか(ry

森谷 留:ダンディ・・・カムバック・・・

監督:自分でやったんでしょ!!!w

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